将来的な展望を描いている

皆さんは人間ドッグ行ったことありますか?費用もかかるし、手間もかかるし、何より病気に向き合うのが怖いから逃げてませんか?

副院長は人間ドッグ(脳ドッグとか消化管ドッグとか)含めて、やったことは無いんですけど、そういう施設で勤めてた経験があります。

人間ドッグと通常外来との差はズバリ、「丁寧さ」

通常外来が丁寧じゃないかというとそうじゃないんですけど、保険診療を行っている手前、自費診療での過剰医療は断わらざる得ないことがあるんです。混合診療と呼ばれてしまうからですね。だからいくらお金を支払うといわれても困ってしまう場面もあります。

また、一人の患者さんに対して費やせる外来時間にどうしても限界があります。サクッと薬くださいって人も列には並んでるわけなんで、どっちが優先ってわけにもいかないんですよね。特にコロナショックでご存じの通り、病院の待合いで長く待つ。なんてのは勘弁してほしいっていうニーズもトピックにあがってきたわけです。

じゃあ予約制にすればいいじゃんっていうとなかなかそう上手くもいかない。なぜなら病気は予定してなっちゃくれないですからね。そういう急病の人にも対応しなければならない。

何が言いたいかっていうと、これらのニーズをすべて満たすクリニックは無いんですよ。もっと言うなれば、「健康意識が高い人」のための外来を展開することが現実的に不可能ということです。

ここで登場するのが、「人間ドッグ」

儲け主義ととられ兼ねないので、導入には慎重に対応したいと思っています。「人間ドッグ」って要は、「医療スタッフの時間をお金で買う」ようなもんなんです。だから、丁寧。画像診断や腫瘍マーカーといった、通常外来では行えないような検査も可能なので患者さんの痒い所に手が届くわけですね。

実際働いた病院では、ドッグ患者さんは「明確に対応を差がつくように」されてました。マネーパワーですね・・・。

ただし、基本的には保険証でできる限りの事をするっていうスタイルが王道でしょうし、ドッグのニーズなんて無いのかもしれません。ただ外来をやっていると患者さんは、もっといろいろ検査してほしい!ちゃんと一から説明してほしい!って人も中にはいらっしゃる。ニーズがゼロとは思えないんですよね?もちろんお金払ってまで求めてないよって事かもしれないですけれど。

2世代目の方針は「温故知新」でございます。基本スタイルは、初代を踏襲しつつ、時代のニーズに合わせて医療を変えていくっていう青写真を描いてます。実際そんなに甘くはないんですけど。夢はみています。

人間ドッグ。いかがでしょうかね?