ささき医院と南大沢クリニックとコロナウィルス

やはり、町医者なんでこういうごちゃついた情報を整理してアップデートする記事が王道なのでしょう。ということで、現時点とちょっと先の未来予測も含めた、一般の方の動き方をば。

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現時点での、お悩み患者さんに発表されている動きは大体以上です。いやいや異議あり!って人も多かろうと思いますが、それはお役所ないし厚労相にご相談下さい。


内容をざっくりと、


1、「むむ?って人は4日安静からの相談」
2、「うお!苦しいしネッパツ(38℃超)してます!って人は即相談」


どこに?
今んところ、地区の保健所です。自治体でも多分オッケイ。結局たらい回しですんでね?
さてさて、んなこたー耳タコだぜ!って人もいるかもしれないから、ここからがとりわけ今週?からの変化です。


まず、PCR検査が保険認可されます。PCR検査って何よ?っつーと、血液検査ですね。採血します。
結果は3日くらいで出るようなもんです。白黒付けなきゃ動けないぜ!って人のため、軽症の方も検査可能です。


そんでもって、相談窓口が「PCR検査オッケーなクリニック」でも聞いてOKよって流れになります。
まとめると、今週までは、大体図の通り。来週から、んん?って人はPCR採血検査可能なクリニックに相談してねって感じでしょうか。


さてさて、じゃー「検査可能なクリニックはどこぞな?」って話なんですけど。
昨日地区連絡網で来たのが、「挙手してください」とのこと。


医療従事者「えっ、、、?」


誰が挙手すんねん。。。今通ってる人どうすんねん。。。
というか、「神風特攻隊」的なのやめよーよ。。。なにその崇高な犠牲。


うちの地区は全然クリニックないもんで、どの先生が挙手してくださるか・・・ってとこですよね。
ただ、誰も手を挙げない状態になっちゃったら、うちのクリニックでやるかーって感じです。

具体的に建物構造的には、南大沢クリニックでは厳しく、やるならささき医院の方をちょこちょこ改造してって感じでしょうか。院長先生や、洋子先生と裏方の僕であれやこれや模索しているところですね。ただ重複するスタッフもいるので、そこら辺も考えないと。あー。うー。って感じです。


個人的には免疫の弱い医者なんで、色々と作戦ねりねりしないとなんですね。家族が心配しちゃうし、自分もまだ死ねないんで飛沫が直撃する最前線には立てないんです、すみません。裏であれやこれや考えることになりそうです。

やらなくていいなら、やらないでいいのか。誰かがやってくれるから、それでよいのか。それは違うでしょう?誰もやらないから、自分らでやるしかないんでしょう?こういうときに仕事にプライドをかけるから、やっぱり「医者はすげぇ」職業なんでしょう?